公益社団法人青少年健康センター主催2019年度シンポジウム


当事者とともに、「ひきこもりの時代平成」を見つめ直し、「新時代令和」における視座を見つけ出す――

ひきこもりの時代、
平成をふりかえる

【時間】13:30 〜17:00(開場13:00)
――おかげさまをもちまして無事に終了いたしました――
参加費
無料

~シンポジウムに寄せて~
斎藤 環

平成年間を振り返ると、「ひきこもりの時代」であった感を新たにします。さまざまな報道や事件を契機に、ひきこもりの認知が一気に進み、さまざまな政策が実施されました。しかし、全体の状況を変えるまでには至らずひきこもりは増加し、高年齢化もじわじわと進行しつつあります。しかし近年、数少ない歓迎すべき変化として、当事者の発信が質量ともに高まりつつあるということがあります。彼らは自らメディアを作り、メディアの偏見や暴力的な支援に、積極的に異議申し立てをはじめています。これとともに私たち「支援者」も、ひきこもりの多様性や主体性に気付かされる機会が増えたように思います。本シンポジウムでは、複数の当事者を迎えて、「平成のひきこもり状況」を振り返りつつ、未来への展望につなげたいと考えています。

こんな方が対象です

    • ひきこもり等でお困りの方
    • 若者支援に携わっている方
    • 当事者の生の声をお聞きになりたい方
    • 「8050問題」など社会問題にご興味がある方

登壇者紹介(敬称略)

石川 良子
松山大学人文学部社会学科准教授
専攻は社会学・ライフストーリー研究。著書に『ひきこもりの〈ゴール〉――「就労」でもなく「対人関係でもなく」』(青弓社)、『ひきこもりと家族の社会学』(古賀正義との共編著・世界思想社)などがある。また、2017~18年には「webちくま」にて「ひきこもり支援論」を連載。2000年末から首都圏を中心に「ひきこもり」の集まりに参加しながら調査を続けている。
木村 ナオヒロ
『ひきこもり新聞』編集長
元ひきこもり当事者。暴力的支援団体を好意的に取り上げたマスコミに疑問を持ち『ひきこもり新聞』を創刊。ひきこもりに対する理解と適切な支援情報を提供するために活動している。ひきこもり歴は通算10年。2015年7月斎藤環先生から「あなたは、ひきこもりです」と指摘され、激怒(のちに自覚)。オープンダイアローグという謎の精神療法を知らぬ間に受け、2016年4月にひきこもりを脱出。『ひきこもり新聞』は3年目。新聞は、『ひきこもり新聞』のホームページ上から購入可。
斎藤 環
筑波大学教授・精神科医・当法人理事
社会的ひきこもりの支援、啓蒙活動で知られる。近年では日本におけるオープンダイアローグの普及をめざし、「オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン」の共同代表を務める。おもな著書に『社会的ひきこもり』(PHP新書)、『「ひきこもり」救出マニュアル〈実践編〉』『承認をめぐる病』(以上 ちくま文庫)、『文脈病』(青土社)、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川文庫)、訳書にヤーコ・セイックラ&トム・アーンキル『開かれた対話と未来』(監訳・医学書院)など。
林 恭子
一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事
新ひきこもりについて考える会世話人、ヒッキーネット事務局、NPO法人Node理事。高校2年で不登校、20代半ばでひきこもりを経験する。信頼できる精神科医や同じような経験をした仲間達と出会い、少しずつ自分を取り戻す。現在はNPO法人に勤務しながらイベント開催や講演などの当事者活動をしている。2019年厚労省「地域共生を目指す居場所づくり事業」委員、2019年東京都ひきこもり支援協議会委員、2017年横浜市男女共同参画センター運営協議会委員、2016年「ひき☆スタ」運営委員。
ぼそっと池井多
「HIKIPOS・ひきポス」記者
1962年生。幼少期より母親に精神的虐待を受け、青年期にうつ病発症。23歳、企業から就職内定を受けてひきこもり始める。一橋大学卒業後、海外を転々としながらひきこもっていた「そとこもり」時代を経て、短期間、国際ジャーナリストとして働くも、30代以降「うちこもり」、再び社会から撤退する。生活保護利用者。ときどき一般人になりすまして社会に忍びこむ。親兄弟は逃げ回り20年音信不通。治療を求めた精神医療からは集団療法による組織的虐待を受け、治療者の検閲を経ない患者の生の声を社会に届ける「当事者発信」の必要性に目覚め、2013年よりVOSOT(ぼそっとプロジェクト)開始。ひきこもり当事者メディア「HIKIPOS」などにおいて6か国語で当事者の声を世界へ発信する一方、「ひ老会」「ひきこもり親子公開対論」を開催し、日本社会におけるひきこもりの高齢化「8050問題」の解決モデルを提案している。
林 恭子
一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事
新ひきこもりについて考える会世話人、ヒッキーネット事務局、NPO法人Node理事。高校2年で不登校、20代半ばでひきこもりを経験する。信頼できる精神科医や同じような経験をした仲間達と出会い、少しずつ自分を取り戻す。現在はNPO法人に勤務しながらイベント開催や講演などの当事者活動をしている。2019年厚労省「地域共生を目指す居場所づくり事業」委員、2019年東京都ひきこもり支援協議会委員、2017年横浜市男女共同参画センター運営協議会委員、2016年「ひき☆スタ」運営委員。

開催概要

東 京
日 時 【終了いたしました】
2019年11月16日(土)
13:30~17:00
(開場13:00)
場 所 中央大学駿河台記念館 281号室
参加費用 無料
定 員 350名(お申し込み先着順とさせていただきます)
お問い合わせ Tel:03-3947-7636
Fax:03-3947-0766
定 員 350名(お申し込み先着順とさせていただきます)

タイムテーブル

13:00
開 場

13:30
開 会

13:35
第一部 支援者及び研究者の立場から
13:35~14:00 斎藤環氏(問題提起含む)
14:00~14:20 石川良子氏
14:20
休 憩 ≪10分≫

13:35
第一部 支援者及び研究者の立場から
13:35~14:00 斎藤環氏(問題提起含む)
14:00~14:20 石川良子氏
14:30
第二部 ひきこもり当事者の声
14:30~14:50 木村ナオヒロ氏
14:50~15:10 林恭子氏
15:10~15:30 ぼそっと池井多氏
15:30
休 憩 ≪10分≫

15:40
第三部 全員によるパネルディスカッション
15:40~16:40 パネルディスカッション
16:40~16:55 Q&A
16:55
閉 会

15:40
第三部 全員によるパネルディスカッション
15:40~16:40 パネルディスカッション
16:40~16:55 Q&A

11月16日(土)
会場:中央大学駿河台記念館

『ひきこもりの時代、平成をふりかえる』チラシ表

チラシは上記リンクよりダウンロードしてご自由にお使いください。

主催団体

公益社団法人青少年健康センター
住所  :東京都文京区小日向4-5-8 三軒町ビル
Tel    :03-3947-7636
Fax    :03-3947-0766
E-mail:info@skc-net.or.jp