公益社団法人青少年健康センター主催2022年度シンポジウム

コロナウイルス感染症の流行がもたらした

社会あるいは対人関係の変化によって、

孤立、ひきこもり、社会的排除といった社会課題は

どのような影響を受けているのか――

孤独、ひきこもり、
社会的排除について考える

11月26日(土)
【時間】13:00 〜17:00
オンラインで実施いたします
Zoom
開催

今すぐ申し込む

~シンポジウムに寄せて~
斎藤 環

内閣府調査からの推計で、現在日本にはひきこもりが100万人以上いることが明らかになりました。ひきこもりそのものは、病気や問題行動とは言えませんが、社会参加に困難を感じる人が100万人以上存在する社会は、果たして健全と言えるのでしょうか。
ひきこもりは、個人の心のありようから生ずるとも言えますが、それだけでこの増加ぶりは説明できません。もし日本や韓国のひきこもりを、欧米圏のホームレスと同様に考えられるならば、その背景には確実に「社会的排除」があるとも考えられます。もしも、こうした排除が事実であるとして、その排除の構造はどのようになっているのでしょうか?
今回は、世界でも最初に社会学の視点からひきこもりについての著作を発表した井出草平さんと、ひきこもりに関する著作が今年英訳もされた関水徹平さんという二人の社会学者を迎えて、社会構造というマクロの視点から、ひきこもりという現象について検討を試みます。

こんな方が対象です

    • ひきこもり等でお困りの方
    • 若者支援に携わっている方
    • 「8050問題」など社会問題にご興味がある方
    • 支援者や研究者の声をお聞きになりたい方

青少年健康センター会員募集中



当法人会員に入会ご希望の方は、こちらのサイトよりお申込みいただけます。
(お支払い完了後、事務局よりメールにてご連絡さしあげます。) 
会員制度にご興味のある方々はお気軽に当法人までお問合せください。

登壇者紹介(敬称略)

斎藤 環
当法人会長
筑波大学教授・精神科医
社会的ひきこもりの支援、啓蒙活動で知られる。近年では日本におけるオープンダイアローグの普及をめざし、「オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン」の共同代表を務める。おもな著書に『社会的ひきこもり』、『中高年ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『「社会的うつ病」の治し方』、『心を病んだらいけないの?』(與那覇潤氏との共著)など多数。
井出草平
多摩大学情報社会学研究所客員研究員

大阪大学非常勤講師。博士(人間科学)。大阪大学人間科学研究科課程単位取得退学。
著書に『ひきこもりの社会学』(世界思想社)『アスペルガー症候群の難題』(光文社)がある。

関水徹平
立正大学社会福祉学部准教授

専門は福祉社会学・知識社会学。博士(文学)。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院助手等を経て現職。
著書に『「ひきこもり」経験の社会学』(左右社)などがある。

開催概要

オ ン ラ イ ン
日 時 2022年11月26日(土)
13:00~17:00

お申込み受付:11月23日まで
参加方法 オンライン(Zoom)で実施いたします。
お申込み後に決済が完了された方に、開催2日前を目途といたしまして、招待URLをメールにてご連絡させていただく予定です。
開催当日に、メールに記載されたURL部分をクリック(あるいはミーティングID・パスコードをご使用)して、ご参加ください。
参加費用 【会員】:1,000円
【一般】:2,000円

コンビニ支払いをご選択された方
はお支払い期限がございますのでご注意ください。お申込みページの「お支払い方法」をよくご確認のうえお申込みください。なお、お支払いの期限が有効期間でも、開催日前日までにお支払いいただけない場合は、ご参加いただけませんのでご了承ください。
注意事項 ・ご参加にあたり、インターネット通信料は各自ご負担ください
・社会情勢の変化によって、急きょ開催内容に変更が生じる場合がございますことを予めご承知おきください。
お問い合わせ Tel:03-3947-7636
Fax:03-3947-0766
注意事項 ・ご参加にあたり、インターネット通信料は各自ご負担ください
・社会情勢の変化によって、急きょ開催内容に変更が生じる場合がございますことを予めご承知おきください。

タイムテーブル

13:00
開 会

13:10
第一部 講演
斎藤環会長(問題提起含む)
井出草平氏
関水徹平氏
15:10
休 憩《20分》

15:30
第二部 パネルディスカッションおよびQ&A
斎藤環会長・井出草平氏・関水徹平氏
16:50
閉会行事

17:00
終 了

15:10
休 憩《20分》

キャンセルについて

キャンセルについてお申込み後、やむを得ない事情によりキャンセルをされる場合、
以下の規定に基づき受講料の返金を行います。

【開催1週間前までのキャンセル】
  手数料として決済手数料3.5%と振込手数料を引いた金額を返金いたします。
  ご返金の手続きは、講座終了後を目途にご対応いたします。

【開催日より6日前~開催日当日のキャンセル】
   返金はいたしかねます。

キャンセルをご希望される方は、青少年健康センターまでご連絡をお願いいたします。また、その他ご質問等がある場合もお問い合わせください。

主催団体

公益社団法人青少年健康センター
住所  :東京都文京区小日向4-5-8 三軒町ビル
Tel    :03-3947-7636
Fax    :03-3947-0766
E-mail:info@skc-net.or.jp